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リフレクソロジーとは?


リフレクソロジーとは、反射療法ともいわれ、Reflex(反射)とOlogy(学問)を合わせたものです。内臓の臓器・器官の反射区は手、足、耳、目、舌、腸などにある中で、ここでは足の反射区を重点に置きます。その反射区を刺激する事で、神経システムを通じて、直接患部に触れることなく、該当する内臓に伝えていき、改善する療法です。

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リフレクソロジーは、アメリカが発祥の地と言われています。アメリカ人医師である、ウィリアム・ヘンリー・ホープ・フィッツジェラルド博士は患者が手術の際、手術椅子の肘掛けの角に手指を押し付ける行為を観察し、圧力を与えることで、痛みを和らげる効果があるとわかり、麻酔的効果の研究を始めます。そして、1917年に「ゾーンセラピー」という本を発表しました。その後、1930年代に入り、アメリカの理学療法士であるユーニスイングハム女史によって、さらにフィッツジェラルド博士のゾーンセラピーは発展し、臓器・器官の反射区が身体の各部位に対応しているとして、「フットチャート」を作成しました。彼女は「stories the feet have told thru reflexology 」(足は語る)という本を出版し、現在のリフレクソロジーの基になっています。

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しかしながら、起源を辿ってみると、インドやエジプト、中国、アメリカンインディアンなどにみられます。リフレクソロジーの最古の記録としては、紀元前2230年頃、エジプトの医師・アンクオマールの墓の壁画に足裏や手を刺激している様子が描かれています。中国では、最古の医書「黄帝内経」の中に「観趾法」という記述があるとされていたり、またインドにおいては、ヒンドゥー教の三神の中で宇宙の維持を司り、慈愛の神のヴィシュヌ神の足裏の絵画があります。そこには宇宙の全てがあるといわれ、様々なシンボルがそこに描かれています。


リフレクソロジーの効果

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リフレクソロジーを行い、刺激をしていく事で「痛み」という反応が出てきます。これはバランスを欠いているという事を意味します。この痛みは身体が教えてくれている信号のようなものです。それを認識することがとても重要です。また、そういった痛みと共に、血行が良くなり、新陳代謝が上がるので、身体が汗ばんできたり、暖かく感じてきます。そして身体の中に溜まった老廃物を、尿や汗、または好転反応と言われる症状によって、排出を促進します。どういった反応が出るかは、人によってまったく違います。もちろん全ての人にそういった反応がでるわけではありません。それから、自然治癒力も高める事ができます。自然治癒力というのは、身体が自ら治そうとする力です。治癒力を高める事で、免疫力がつくので、病気になりにくい身体をつくり、生活習慣病などの予防にも繋がります。さらに心と身体は繋がり、それぞれの臓器は感情面と深く関わっていますので、精神的な疾患(例えばストレスであったり、自律神経系であったり)などにも作用していきます。あくまでも、病気を治すというものではなく、予防する事を重要視致します。

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